活用事例

ETロボコン参加者成功事例集

技術教育/人財育成/社員教育/技術交流をはじめ、組み込み/ソフトウェア開発の基礎や応用を学ぶことができるETロボコンを活用した企業・学校の成功事例集です。「なぜ参加したのか?」「参加させた意図は?」等、各地区で活躍したチームの声をまとめました。

ETロボコン2020開催発表会 登壇者事例

上原 千明 氏 パナソニックITS株式会社

ETロボコンを活用した教育、採用、社内風土醸成について
会社概要・宣伝です(笑)

私たちパナソニックITS株式会社は、パナソニックグループにおける車載分野に特化した設計開発の専門会社です。社員の90%が技術者であり、知的創造集団として日々進化する技術を習得し、モビリティを通じて技術で世の中に貢献しております。
設計開発の専門会社として総合的なモノづくりが出来る体制となっており、ソフト・ハードの両面からモノづくりの中核を支えております。

ロボコンへの取組み

技術者の多くは、ソフト(=組込みソフトウェア開発)であり、会社としてETロボコンの主旨・目的に共感しております。
当社においても、“社内の活性化“”若手技術者の育成“の課題を克服する為に様々な活動をリサーチしました。その結果、ETロボコンの活動内容が課題解決に有効であることを確認、ETロボコンに参加することを決めました。今から5年前の話となります。
実はETロボコン参加を決めたときの人事担当者は技術者経験を持っていた為に、ETロボコンの有効性を理解し、参加を提案したと聞いております。

チームビルディング

業務でのプロジェクトではなく、純粋に「技術を楽しむ」「ワクワクする」を体感できる活動と言えます。
業務とは異なるメンバーと、日々切磋琢磨しながら活動している姿は見ていて気持ちがいいですね。
キラキラした目で活動する様子は「技術が好き」をひしひしと感じます。
1つのチームで1つの事象を突き詰める。同じ目標に向かって活動する姿は美しいです。

育成サイクル

メンバーは役割(ミッション)を決め、各自が責任を持って取り組んでいます。
リーダーを筆頭に、モデル図班、競技班と大きく2つの班に分かれます。更に2つの班から新入社員へ育成・指導をしております。指導を受けた新人は翌年にはモデル図班・競技班になり、後輩を育成・指導をする立場となります。
このように、単年で活動を区切るのではなく翌年に繋がる仕組みを構築しております。

参加者の意見

参加者からの満足度も高く、実に参加者の92%が満足している結果となっております。
技術のみならず、ヒューマンスキルの向上、チームワークの大切さを体感出来ている結果となっております。

会社のサポート体制

レプリカコースを常設展示できる環境を用意。
工数も増やし、ETロボコン参加者へ多方面からサポートする協力体制が整った。
物品購入も参加者の要請を受けるのみならず、社内事務局からも購入提案をするサポートを実施

子供推しで、会社で応戦、観戦の様子をアピール

社内活性化の面でも大きな成果を上げております。
全社一丸となって、大会当日は会場で応援をしております。お子さんを連れてくる社員も多く、「ロボットが動いているね」「どうやって動かすのかな?」と、興味津々です。小さな技術者の誕生ですね。

スポンサー活動アピール

当社は2018年度からゴールドスポンサーとして、採用や知名度向上を目的とするブランディングの一環としても活用しております。

採用面

2020年度の新入社員の中には、学生時代にCS大会のスターターを務めた者もおり、当社で本活動を
取り組むのを楽しみにしております。
当社は技術者集団の為、理系学生の推薦依頼で学校訪問する機会が多くあります。
その際に「ロボコン出ているよね?」と聞かれることも増えてきました。
技術者育成に会社が熱心である事は会社の価値を上げているとも言えます。

他社交流

ETロボコン活動を通じ、他社とレビューする機会や競技をする機会も創出することができた。
自社の中でこもりがちな技術者ですが、外部との接点は貴重であり、良きライバルとしてお互いを応援する関係が出来た。ロボコン参加していなければ実現しないことです。

日熊 啓介 氏 茨城県立産業技術短期大学校

ETロボコンは人材育成、入学生募集、就職先拡大に効果絶大

茨城県立産業技術短期大学校は、茨城県内で活躍する高度かつ実践的なIT技術者を育成するために設立された県立の職業訓練校です。プログラマーやシステムエンジニアを養成しております。ETロボコンには2013年に初めて参加しました。2017年にプライマリークラスでパーフェクト、2019年には東京地区大会で学生表彰を受賞することが出来ました。これまでの取り組みを通して、人材育成、入学生募集、就職先拡大で大きな効果が得られましたので紹介致します。

人材育成への効果

ETロボコンへの参加が学生の憧れになっています。競技内容の一部を授業に取り入れ選手選抜基準の一つとしています。選手の枠をかけて、学生同士が切磋琢磨をする状況になり、学習意欲が非常に向上しました。さらに国家試験にも多数合格するようになりました。ロボコン選手の全員が基本情報技術者試験を取得、半数が応用情報技術者試験を取得しました。エンベデッドシステムスペシャリストに合格する学生も現れました。資格取得も大きな効果ではありますが、最も効果があったのは、学生の心に火を点けたことだと感じております。

入学生募集への効果

ETロボコンへの参加を目的に高校生が受験するようになりました。きっかけは茨城県内で高校生向けに開催しているロボコン(WRO)を主催している高校教員から技術支援の相談があったことでした。本校にて研修会および本大会を実施しました。ETロボコン選手がアシスタントやデモ走行を披露しました。WROの次の目標としてETロボコンに参加を希望する受験者が増えました。受験者増だけでなく、受験者の目的意識が明確になったと感じます。このことは、前述の人材育成効果の要因でもあり良いスパイラルになっています。

就職先拡大への効果

学生の実力が認められ、これまでお付き合いの無かった大手グループ企業の複数社から求人をいただき、就職出来るようになりました。きっかけはETロボコンの懇親会でグループ企業の採用担当者、人材開発担当者とのつながりが出来、企業内のETロボコン研修会に参加させてもらったことでした。そこで実際に本校の学生を見てもらうことで良い評価をいただきました。さらに東京地区大会でパーフェクトを出したことで、人事担当者や役員が本校に視察に来られ、ぜひ本校からの学生が欲しいと言ってもらえるようになりました。このことも、学生の学習意欲向上につながっています。

以上、本校がETロボコンに参加したことで得られた効果等を紹介することで、参加検討している教育機関の参考となることを期待しております。

杉野 順清 氏、笹川 浩一 氏 アフラック生命保険株式会社

チーム【アヒルちゃん工房】の取り組み
ETロボコンに参加したきっかけ

2019年に「ETロボコン」に参加したきっかけは、とある執行役員から「プログラム開発をする楽しさを知る」ために、我々アフラックのIT部門メンバーに声掛けがあったことでした。アフラックIT部門の社員は約400名いますが、入社前や初期研修でプロクラム開発を経験しても、業務上、実際にプログラミングをしている社員は非常に少なく、ほとんどは外部ベンダーに発注しています。IT部門の原点である「プログラム開発をする楽しさを知る」ことに共感したメンバー10名(東京5名、札幌5名)が参加することになりました。

会社からのサポート

会社には、教育の一環として、マインドストームEV3の購入費用と、ETロボコン参加費用を出してもらっています。プログラム開発やモデル開発は、自主活動として業務時間外に行っています。2020年以降も、基本的には同じスタイルで参加することを検討中です。

活動内容

毎週1時間程度の全体ミーティングで、方針やスケジュールを確認し、また、役割分担などを話し合いました。東京と札幌の2拠点で開発を行っていたため、コミュニケーションや作業分担に懸念がありましたが、ツールとしてSlackやGitHubを活用したことで、ライントレース、シーソ攻略、リンボー攻略、の3つのパートに分けた分散開発もスムーズに行うことが出来ました。
大変だったのは、実際に試すための環境づくりと、実際にロボットを動かしてみることでした。コースのシートは通販で印刷してくれる業者を探し、コースアイテム(2019年の場合は、ゲートとシーソー)は手作りしました。また、週末に出てこられる人だけ集まって、実際にロボットを動かしてみて試行錯誤を行いました。その結果、なんとかコースを完走できるレベルまでプログラムを作りこむことができました。

活動を通して得られたこと

なんといっても、「地区大会で完走できた事」です。それまでの苦労が一気に報われた感動の瞬間でした。我々は残念ながらチャンピオンシップ大会には出場できませんでしたが、初出場の割にはまあまあな成績が残せたのではないかと自負しています。当初の目的だった「プログラム開発をする楽しさを知る」ということとは十分達成できました。もちろん、プログラミングやUMLでのモデリングについても学ぶことができ、今後のシステム開発業務にも役に立つと考えています。
もう1点、副次的な効果として、「普段の業務ではほとんど接点のない人と仲良くなれた」ことがありました。プライベートな時間を使って開発を行っていることもあり、普段では知ることのできないメンバーの意外な・素敵な一面も見ることができ、且つ、その素晴らしい仲間と「完走」という大きな成功体験を経験できたことは、何事にも代えがたい成果だと感じています。私たちのチームには、いろいろなスキル・経験を持った、異なる立場の多様なメンバーがいるため、日々の業務の中で困ったことがあったら、「あの人なら詳しそうだから、ちょっと相談してみよう」、ということができるようになりました。

今後の課題

冒頭に書いたように、IT部門の中でプログラミングを行っている人は少数のため、今回初めてプログラミングをする(それも、C++!!)というメンバーが少なからずいました。コース作成、モデル開発など、プログラミングしなくともできるところをやってもらいましたが、やはり、せっかくですからプログラミングもしてもらうため、教育セッションをやったり自己学習をしたりすることも大切だと考えています。
また、活動の範囲を広げていくためには、何らかの「実績」を残すことも必要です。我々にとって、その実績とは何なのか、そのことをまず考えることも必要だと考えています。

ETロボコン2019開催発表会 登壇者事例

渕ノ上 将吏 氏 情報技術開発株式会社(tdi)

『tadaima』におけるロボコンへの取り組み
4つの大きな問題点

まずタイトルにある『tadaima』とは、弊社からロボコンに出場する際に使用している伝統的な冠名で、弊社の略称である『tdi』から名付けられたものです。ロボコンへの出場は古く2003年の第2回UMLロボコンから参加しています。基本は「新人育成」という名目で、東京に配属される新人は全員参加する自己啓発活動という形で長年参加してきました。近年の東京地区大会での成績は、2013年は34位(モデル:C-)、2014年は31位(モデル:C-)、2015年は34位(モデル:C+)と、毎年惨憺たる結果でした。我々のロボコン活動の何がダメだったのかというと、当時は大きく4つの問題がありました。
①業務との両立がつらい…まだ新人なのに残業。休日も潰れてしまう。
②周囲の理解不足・サポート不足…上司や先輩はロボコンに理解がなく、活動を支えてくる経験者も社外勤務。
③やらされ感…人によってはネガティブになってしまい、それが他メンバーや次年度にも伝わる負のスパイラル。
④ナレッジの引き継ぎ…経験や知識が形として残っていかない。
私が一番衝撃を受けたのは、ロボコンに参加したメンバーが「ロボコンやって得るものは何もありませんでした」と言い放ったことで、それを聞いて非常に残念に思ったことを覚えています。

方針の大改革!やる気重視の立候補制に

そこで、2016年に会社としてロボコンへの取り組み方針を大改革することになりました。
まずは社長をトップに据えたロボコン委員会を発足し、人事や総務、広報など、関係部署がサポートする体制づくりと、社内への露出を増やし、味方づくりを行いました。
そして最も大きな改革として、新人4名をロボコン終了まで、ロボコン専任メンバーとして正式にアサインするようにしました。人選もやる気重視の立候補制にしています。

チームの自律性を重視した活動

4人のチーム運営は何よりも自律性を重視し、「Scrum」を活用したチーム運営を行っています。
ナレッジもツールを活用して着実に蓄積するように気を配り、チームが持っていない知識や経験については、ロボコン公式イベントで実行委員へ突撃し、他社とも勉強会を共催することで、少しずつ積み上げていきました。
そういった取り組みを続けた結果、2016年は20位(モデル:B)でしたが、2017年は1位(モデル:B+)でCS大会に初出場し、バック走行で観衆を驚かせ、2018年はついにモデルでAを獲得し、CS大会でも4位になることが出来ました。
このように結果を残せるようになってきたロボコン活動ですが、我々にとってロボコンはあくまでも人財育成と捉えており、大会結果も大切ですが、そこに至るまでのプロセスをもっと大切にしています。
ですので、何事もナレッジや答えを安易に教えるのではなく、まずはチームで考え、主体的に行動していくように周りが導いています。

新人の成長、そして現場へ

また、ロボコンは要求分析から実装、テストといった一連の開発工程を全て新人達自身で考え、経験できる点が魅力です。最初はUMLもプログラミングもおぼつかない状態から始まるわけですが、モデルの締切など色々な段階を踏んで苦労しながら、最後は大会特有の一発の緊張感がある本番を経験できます。大会を迎える頃には新人は非常に頼もしくなっていて、毎年新人の加速度的な成長力を感じられる所が素晴らしいと思っています。
ある時、ロボコンのOBが、「現場でロボコンの時にやっていたやり方を実践したら、お客様にとても褒めていただいた」と語ってくれたことがあり、それを聞いて非常に嬉しく思いました。
新人をロボコン専任にし、中途半端な形ではなく全力で取り組んでもらい、最終的に「やってよかった」という言葉を引き出すことができる。これこそが一番の喜びだと感じています。
まだまだ、この先も『tadaima』はロボコンに全力で取り組んでいきます。他チームとの交流もどんどん行っていきたいので、是非よろしくお願いします。

神田 誠 氏 株式会社日立産業制御ソリューションズ

日立産業制御ソリューションズのETロボコン活動

日立産業制御ソリューションズは、ETロボコンが始まった当時から参加しています。
当時、オブジェクト指向によるソフトウェア開発が広まってきた感もあり社内での適用を考えていたこと、新入社員教育において要件定義・設計・実装・テストを同じ題材で一貫した開発プロジェクトを経験できるようなものが必要と考えていたことから、新人教育や若手技術者の教育の一環として活用するに至りました。
これからETロボコンへの参加を考えている方々への参考として、当社がどのように取り組んでいるかを4つのポイントで紹介いたします。

1つめは、実務との両立です。ETロボコンもひとつの実務と位置づけ、実務と同様にプロジェクトマネジメントを行っています。設定した時間内(週6時間を目安)でスケジュール管理やチームメンバーの作業分担を行い、遅れや課題解決もチーム主体で解決します。ETロボコン作業をマネジメントすることにより本来の実務へ影響がでないようにしています。
2つめは、参加者のモチベーション維持・向上です。約半年ほど続くETロボコン活動をよりよいものにするため重要です。公式イベントの技術教育や試走会への参加、社内模擬戦や発表会の場を設ける、日立グループ内での合同イベントなど他チームと交流することでモチベーションの維持・向上につなげています。
3つめは職場の理解と協力です。職場の同僚や上司、経営層も一緒になって取り組む一体感が必要です。社内報や社内イントラサイトでの紹介、同僚や部課長にモデルをレビューしてもらう、大会での応援には経営層にも参加してもらう、社内表彰を行うなど会社全体で取り組んでいます。
4つめは実務への適用推進です。ETロボコン参加者が習得した技術を発揮できるように、モデルによる開発を社内に浸透させることが重要です。ETロボコン参加者以外へのUML・モデリング教育実施や開発プロジェクトへの適用支援などの活動を行っています。

近年、ソフトウェア開発は大規模・複雑化しており、またソフトウェアだけではなく様々な分野やテクノロジーをまたいだ開発が増えてきています。当社でもそのような開発に対応できる技術者の育成に取り組んでいます。そのなかで身に着けるべき技術のひとつとして、システム全体・内外を俯瞰的・横断的にとらえることのできるモデリング手法は重要と考えています。
当初のETロボコン参加者は、現在はリーダーやマネージャーとして第一線で活躍しています。今後もETロボコンを技術者の育成に有効な場であると考え、引き続き取り組んでいきます。

須永 毅 氏  日本精工株式会社

日本精工株式会社(NSK)とETロボコンとの関わり
  1. 企業としてETロボコンに関わる理由
    1.1. ETロボコン参加の背景
    ●組込みシステム開発の現状
     最近の組込みシステムを取り巻く環境は,標準規格(A-SPICE,ISO26262等)や技術トレンド(AI)への対応が求められています.一方,開発スタイルは既存のソフトウェアをベースに修正を行う派生開発が中心となっています.派生開発は開発効率や製品の品質は向上しますが,エンジニアの成長という観点からすると「新たなものを作りだせない」 「新しい技術に挑戦できない」 といった状況を招き,必ずしも好ましい状況とは言えません.若手エンジニアには新たなものを作り出すためのスキルや経験が必要な状況でした.
    ●人財確保が困難
     機械工学系の学生にとってはNSKの知名度は低くないと思われますが,情報工学系の学生にとってNSKの知名度は高くないので世間に対してアピールをする必要がありました.
    1.2. ETロボコン参加の目的
    ●大会
    大会への参加目的は,若手エンジニア(制御開発,ソフトウェア開発)の育成です.
    ・スクラッチ開発を経験することで新規開発のスキルが向上する.
    ・AI(機械学習や深層学習)等の新しい技術に触れる機会がある.
       ⇒ 新たなものが作りだせる, 新しい技術に挑戦できる若手エンジニアが育つ.
    ●スポンサーシップ
     ・スポンサーシップへ参加することで,NSKの知名度向上に繋がることを期待しています.
    ●実行委員
     説明会や技術教育等で実行委員として参加者の前に出て行くことで,
     ・ソフトウェア開発の教育に力を入れている
     ・モデリング手法を積極導入している
     ・確かなソフトウェア開発力がある
     を認識していただき,NSKが就職先や転職先の選択肢となることを期待しています.
  2. 産学連携の取組み
    2.1. 産学連携における狙い
    ●学生との交流
     ・企業と大学が使命/役割の違いを理解し尊重しつつ,双方の活性化に資する相互補完的な連携を図って競技にチャレンジ,あるいは技術アドバイザとして学生を支援することで交流を図ります.
    ●リクルート面
     ・学生との交流による知名度向上,企業のイメージアップ ⇒ 求心力向上
     ・優秀な学生の発掘,教授とのパイプ作り ⇒ 優秀な学生を継続的に獲得

   ●目標

2.2. 産学連携での実績

2.3. 産学連携での成果
●学生の意見
 ・オブジェクト指向,UMLによるモデリングの理解が深まりました.
 ・実装より分析・設計モデリングの重要性を認識し,かつスキルが向上しました.
●NSK担当者の意見
 ・指導経験が積め,さらにモデリングに対する理解が深まりました.
 ・成功体験から,実際の開発業務に対してもやる気が向上し,成果が出てきました.
●双方の意見
 ・実際にプロジェクトを運営したことで,プロジェクトマネジメントの重要性を実感できました.
●リクルート面
 ・2016年度に産学連携チームで出場していた学生(当時4年生)が,2019年度新卒採用で内定しました.

3. まとめ
3.1. ETロボコン参加による成果
●スクラッチ開発を体験できる
 ・要求分析~テストと一貫した開発プロセスを体験することができるため,若手エンジニアの新規開発に対するスキルが向上しました.
●モデリングの重要性を理解できる
 ・ソフトウェアモデルを重視しているため,参加者は実装より分析・設計モデリングの重要性を認識し,かつスキルが向上しました.
●新たなものを作りだす機会を得る
 ・弊社の例では,UMLの設計モデルから自動コード生成する仕組みを構築し,ETロボコンのソフトウェア開発で実践し成果を得ることができました.
  ⇒ 自由な発想,それを実現できる環境がETロボコンにはあります.
3.2. 今後
NSKとしては,以上にあげたような成果が出ているため,ETロボコン活動に対して今後とも継続して参加と投資を行っていきます.

CES 2019 Visit Report

ETロボコン2018 チャンピオンシップ大会ガレッジニア部門で最優秀賞に輝いた稚内北星学園大学INNNが、2019年1月にネバダ州ラスベガスで開催された電子機器の見本市であるCES に参加しました。
その模様をレポートにまとめてくれました。

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