2025/6/14(土)に、東京・北関東地区 実行委員会主催の技術教育1をオンライン・オフラインのハイブリッド形式にて開催しましたので、ご報告致します。
技術教育1とは?
技術教育1は東京・北関東地区の技術教育イベントです。オンライン・オフラインのハイブリッド形式での開催で、オフラインの場所はTDCソフト株式会社の本社(九段会館テラス)会議室にて実施しました。
今年の技術教育1のテーマは「実機/シミュレータのサンプルをモデリングしてみよう」。
技術教育1資料(beginners_main_book.pdf)をベースに、プログラムを実機に転送して走行させた動作を、どんなモデルで表現させるか理解することをゴールとします。
オフライン参加の方々は、サンプルプログラムを動かしモデルが完成するところまでを実行委員がサポートします。
開催概要
日時:2025/6/14(土)10:00~17:00
実施方法:オフラインとオンラインミーティング(Zoom)の同時開催(ハイブリッド形式)
実施内容:
09:45-10:00 受付
10:00-17:00 実機/シミュレータでサンプルを動かしてみよう
当日の様子
当日は、全23チーム、49名の参加がありました。オフラインは16名、オンラインは、33名です。
本日の内容は「実機/シミュレータのサンプルをモデリングしてみよう」。まず最初に実行委員による資料を使用しての説明が実施されました。使用した資料は、ETロボコン実行委員の提供している「要素技術とモデルを開発に活用しよう」。コードを書く前にモデル(設計書)を作成することの重要性・モデリングツールを使用する利点などが説かれました。
一通りの説明を実施後、モデリングツールであるastahを使用して実際にクラス図の作成を実施しました。オフライン会場にて参加された方は実行委員のサポートを受けながら、ご自身のPCにて実際に作成を実施し、astahへの理解を深めていったようです!



お昼休みを挟んで、午前中に作成したクラス図を見直し修正するタスクに入りました。各クラスの名称を再検討したり、属性を追加したりと、修正を実施していき、理想的なモデルに変わっていきました!
その後、ソースコードを走行体に取り込み、過去のETロボコンのサンプルコースを使用して、実際に走らせる演習に移りました。
オフライン会場では4チームほど実際にサンプルコースを走らせることができていました。走行体の向きを変えてみたり、走っている様子を見ながら、オンオフ制御の仕組みをおさらいしたり、灰色や青色でコースアウトする原因を実行委員に確認したりと、皆様積極的に活動されていました!
(本ページを記載している筆者は運営担当であるため、そこまで原理に詳しくなく、技術・審査の実行委員の皆様にサポートと質疑応答対応に関し、大変お世話になりました(笑))
一度サンプルコースにて走行させたのち、再度座学に戻りました。ソースコードでの走行を踏まえてastahに情報を追記していき、コードとモデルがどのように対応しているのか、理解いただけたかなと思います!



おわりに
前回実施した技術教育ゼロは、指導する立場の方の参加も多い印象でしたが、今回の技術教育1では、実際にETロボコンで競う参加者の方々が知識や技術を学ぶ目的で参加されていました!
実際に走行体が動いている様子が見れて、運営実行委員としても楽しかったです!
次回の東京・北関東地区のイベントは「技術教育2」になります。
今後、試走会などとても重要なイベントが控えています!現在、モデルや実装の知識を蓄えたり、早いチームは実際に走行させたりと活動が進んできていると思いますので、ぜひ今後のイベントにもご参加ください!
何か不明点・疑問点等ありましたら、Discordにてご連絡ください!